どうも、ふっさんです。
先月、税理士さんから3期目の決算書が届いて、
ネットビジネス単体だと1億弱の売上が出ていました。
広告費やサーバー代、
メルマガ配信スタンド代を
差し引いたぶんが利益になります。
3年目はベンチャー企業との面談や
実店舗のほうの拡大が忙しく、
メルマガも月に1〜2通ほど送るだけでしたが
無事に億を超えたので
DRMの安定感はすごいですね。
DRMの仕組みを作り込めば
たった一人でもここまで利益を出せるし
一度作ってしまえば安定感もひとしおです。
かなり夢のある世界だと改めて思います。
で、だいぶ利益が残ったので
いろいろと「お金」について調べていました。
株式投資とか、仮想通貨とか、FXとか、資本主義の構造とか、
ザッと30冊ほど買って
興味のあるところから学びまくってます。
お金について調べていたら
かなり衝撃的なことに気付いたのですが、
結論から言うと
「お金の価値は年々下がり続けている」
ということを知りました。
お金の価値が下がってることについては、
山口周さん(@shu_yamaguchi)という研究者が
痛烈なコメントを書いてくれています。
引用すると
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つくづく「経済成長」というのは一種の宗教なんだと思いますね。望ましい水準と言われる4%の成長を続ければ経済の規模は100年後には現在の49倍、300年後には12万9千倍、1000年後には10京3826兆倍となります。科学的にあり得ないことを信じる、つまり「信仰」であり「宗教」だということです。
=================
・・・つまり、お金はどんどん増え続けていき、
みんながお金を手にするようになると
相対的にお金の価値は下がるってことになります。
たとえば「月収100万!」にしても、
みんながみんな毎月100万稼げるようになったら
あまり価値がなくなってくるってことですね。
すると当然、物価も上がっていく。
たとえば僕は雪見だいふくが大好きなのですが、
子どもの頃は100円くらいだったのが
いまはもう140円に上がっています。
これは俗に言う「インフレ」ってやつです。
インフレはシンプルにいうと、
銀行がお金を刷りまくった結果、
お金が増えていって価値が薄くなっていきます。
つまり実際のところ、
「銀行に貯金をしている」
ということは、
「貯金が減り続けている」
ことと一緒なんですね。
いま1000万が貯金されていても、
10年後には950万くらいになっているかもしれない、
ということです。
じゃあ、このインフレから逃れる術はあるのか?
というと、結論、方法は2つしかありません。
1.インフレ率よりも早くお金が増えやすい金融資産に変換する
2.お金を”お金以外の価値”に変換する
この2つ。
1は、株式や債券、仮想通貨、
あるいはゴールドなどの
お金を別の価値に変換することを言います。
たとえば仮想通貨に関しては
一時期バブルにもなっていて、
億り人と呼ばれる人たちがたくさん生まれました。
仮想通貨を100万円分買ったら
2000万になってしまった、
みたいな現象が連続して発生したのです。
さすがにここまでのバブルは
なかなかやってこないかもしれませんが、
株式や債券、ゴールドなども
構造的には仮想通貨と同じ話です。
たとえば僕はNIKEが好きなので
1年前からNIKEの株を300万ほど保有していました。
NIKEは全世界でマーケティング費用に
年間4000億円も使っている会社です。
そしてアフリカなどの発展途上国は
人口が増え続けているため、
「どんな人間でも靴は絶対に必要だから、NIKEの靴は売れる」
という仮説のもと、株を買っていました。
そしたら、予想通りに株価が上がり続け、
1年を経て17%ほど上昇。
1年ほどNIKEの株を持っていましたが
先日利益を確定して50万ほどお金が増えています。
これはつまり、
お金を株という金融資産に変換しただけで
17%ほど増えたということになります。
もちろん、株式投資は簡単なことばかりじゃなくて
どの株を買うかの判断に失敗すると
お金はあっという間に減ってしまいます。
株はリスクがあるので、
もしやるにしても取扱注意ですね。
ちなみに、僕は株でお金を増やすことが
目的というより、
勉強するつもりで買っています。
やっぱ数百万を入れると、
ちゃんとその会社のことを
勉強しようってなるんですよね。
だからある意味で
教材を買ってるのと同じイメージです。
ちなみに、仮想通貨はどうなん?って話ですが、
いまはもう流通量が爆発的に伸びたので、
安定していると思います。
これから仮想通貨の価値が暴落したりとか、
逆に一気に上がったりといったことは
起こりにくいのかなと。
ただ、世界中で取引するとなったら
仮想通貨はなにかと便利なので、
僕も200万ほどですが所持しています。
(増やそうというより、通貨を分散する目的で買ってます)
日本って、海外にお金を送金するのに
めちゃくちゃ厳しい国ですからね。
一時期やっていたビジネスで
アフリカの人と取引したことがあったのですが、
国際送金をしようとすると
銀行の窓口にいって書類を書かされ、
めちゃくちゃめんどくさい思いをしました。
お金って、どこまでいっても
国が管理してるんだなー
としみじみ考えさせられたのです。
これが仮想通貨なら、
10分程度で完了するのも強みです。
ただ、仮想通貨はまだまだリスクが高く
情報も不足している市場なので
のめり込みすぎるのも危険ですかね。
ちょっと話が逸れましたが、
2番目の
「お金を”お金以外の価値”に変換する」
について、話していきます。
お金以外の価値というのは
いろんな種類があります。
・お金を生み出す知識
・コピーライティングやマーケティングなどのスキル
・ブランドなどの錯覚資産
・フォロワー数、チャンネル登録者数などのSNSの影響力
・見込み客リスト
・実店舗などの有形資産
・利益が発生し続けるオーナービジネス
etc・・・
などがあります。
たとえば、先ほどインフレの話をしましたが、
インフレが続くとお金の価値は下がりますが
どんな時代になっても「モノ・サービス」は求められ続けます。
さっきは雪見だいふくの話をしましたが、
どれだけインフレが続いたとしても
「おいしいアイスを食べたい」
という需要は、無くならないのです。
つまり、もし雪見だいふくが
300円で売られる時代がきたとしても
買う人は必ずいるっていうことです。
これは何が言いたいかっていうと、
自分自身のスキルを磨いていけば
インフレが起こったとしても
「スキルをお金に変換すること」
ができるんですね。
たとえば、SNSを通して商品を売ったり、
文章を駆使してネットだけで商品を売れれば、
いくらお金の価値が下がったとしても
その時代、その時代でお金を稼ぐことができるのです。
逆に言うと、お金の価値が下がれば下がるほど、
“お金以外の価値の高いものにお金が集まりやすい”
ってことにもなります。
シンプルに、世界中にお金が溢れれば
お金の取引があちこちで発生するので、
稼ぎ方もどんどん多様になっていきます。
それこそ、ひとむかし前までは
家のなかでゲームをしている人は
社会のなかで無価値にも等しい扱いを受けていました。
僕の兄貴もFPSというオンラインゲームを
朝から晩までずっとプレイしていたのですが、
それを見て周りの人はクズ扱いをしていました。
ですが、いまの時代はYoutubeを通して
実況プレイでお金を稼ぐ人もいるし、
ゲームの大会で活躍してスポンサーを集める
「プロゲーマー」
なる職業も誕生しています。
また、若い女性がライブで視聴者と話すことで
ファンが投げ銭をしてくれる
“ライバー”という仕事もあります。
女友達にもライバーが何人かいますが、
初月で100万を稼いだりと
かなり儲かりやすい市場みたいですね。
(もちろん、儲けるためにはそれなりに試行錯誤が必要です)
こんな感じで、ゲームをしたり、
ただお喋りをするといった
「それ、なんの役に立つの?」
といった活動に対して
お金が集まり続ける社会になっています。
だから、これからの時代、
インターネットを通して価値提供ができる人は
本当に稼ぎやすい世の中になると思います。
なぜなら、お金の総量は増え続けているからです。
ネットを通して価値を提供する個人に
どんどん集中して集まるようになるんですね。
逆に、会社に勤めて朝から晩まで働き
銀行に貯金するというスタイルに固定されてしまうと、
お金はむしろ減り続けてしまうかもしれません。
こんな感じで、
お金について勉強すればするほど、
「働くこと」や「ライフスタイル」について
理解が深まっていきます。
資本主義社会で生きていく以上、
“お金”は避けては通れないモノなので、
ぜひ一度時間を取って哲学することをオススメします。
社会に対して価値を提供できる人や
お金のリテラシーが高い人には、
お金に好かれて集まってくるようになりますよ。
P.S.
お金は、知識、体験、思考などに
どんどん使って変換していきましょう。
もしネットビジネスで一定の成果が出ているなら
ビジネスに再投資することをオススメします。
メディアを伸ばしたり
広告を打って読者を獲得したり
SNSのフォロワーを伸ばすことに使えば、
ビジネスでお金を稼げるチャンスは伸び続けていきます。
また、ビジネスの利益が出て
そのまま放置していると税金を取られますが、
広告を打って読者(リスト)を集めたり
ブランディングにお金を使えば節税になります。
そして一定の読者さんが集まったタイミングで
新しい商品を開発してオファーしたり
すでに持っている商品を再度販売すれば
使った広告費をさらに回収することができます。
Youtuberなどのインフルエンサーが
一斉にプレゼントをバラ撒くのも同じ理由です。
一見すると無駄なことに使ってるように見えて、
大勢の注目を集めたりキャラクターを認知させることで
「フォロワー」
という価値に変換しまくっているんですね。
そしてフォロワーが集まったら
大手から企業案件を獲得したり
自社で商品を作って販売したりすれば余裕で回収できるのです。
これからお金の価値は下がり続けてしまうのは
もう歯止めが効かないという現実なので、
お金は無形資産に変換したり
積極的にビジネスに再投資していきたいですね。
結局は「お金を守ろう」とするより、
「お金を使って新しい価値に変えていく」
人のほうが、トータルの財産が増えていきます。
3期目も億突破、おめでとうございます。
お金をお金以外の価値に変換する
という考えにすごく共感しました。
私も
・コピーライティングのスキルの向上
・マーケティングのスキルの向上
・Twitterのフォロワーを増やす
などに力を入れ、コンテンツビジネスを
加速させたいと思います。
この記事に関連してちょっと質問があるのですが、
コンテンツビジネスで収益を発生させるには、
・集客
・ブログ運営
・LP作成
・SM作成
・SL作成
・コンテンツ作成
など色々あるわけですが、
ふっさんはどの順番で行っていますか?
これから独自商品を制作し、
実際に動いていきたいのですが、
一度プロのマーケターの手順が知りたいです。
お忙しい中ですが、
教えていただけると幸甚です。
コメントありがとうございます!
基本的にはDRMの流れの順番通りにやっています。
集客→教育→販売→サポート→自動化
の流れでやってます。
基本的にはリストを取ってお客の反応を見ながらコンテンツを作っていったほうがより良い教育コンテンツにもなるので、集客から入るのが吉だと思います。
ただ、すでに広告をまわせるだけのお金があって商品のコンセプトも固まっているのであれば、いきなりセールスレターから入ってその商品を売るためにステップメールを組み立てることもあります。
DRMの仕組み作りはやることが多いのですが、そのぶん参入障壁になっているのでぜひ完成を目指してみてくださいね。